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大童澄瞳「映像研には手を出すな!」

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コメント

1. 無題

あのパースがついた吹き出しは発明だね。

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大童澄瞳「映像研には手を出すな!」


試し読み
女子高生3人がアニメを作る話。
最近アニメ制作側の作品がよくあるが、この漫画が一線を画すのは主人公の一人が設定マニアで背景やイメージボードばかり書いてるような奴で、彼女の妄想する「最強の世界」にしばしば主人公たちが入り込むところだ。といっても異世界転生的なファンタジーな意味ではなく、妄想と現実がごっちゃになるマジックリアリズムな意味でだが。そのへんは実際に試し読みで見てください。で、その「最強の世界」が厨二ハートより純粋な小学生マインドに触れてくるんだよ。作中でも言ってる通り秘密基地の設計図みたいな。また(作中の)現実の建物もエキセントリックなものが多くて、作者は本当にこういうこと考えるの好きなんだなっていうのが伝わってくる。吹き出しにまでパースをつける独特の画風も面白い。

あと、作画担当のキャラがアニメと実写の違いを語るシーンがあって、
「動きの鑑賞自体は別に珍しくもないんじゃない? 金魚の尻尾がヒラヒラしてるのって綺麗じゃん? 桜吹雪とかもさ。風で舞う様子が綺麗なんだし、ダンスも動きのパフォーマンスじゃん。」
「アニメも動きの鑑賞すか。」
「その中でもアニメは一番濃厚なんだよ。」
「絵に描いたものは作者が意識して描いたものだからね。」
「そう! アニメーションでデフォルメ化された動きとかは、地味な仕草でも、『動きの細部に注目して描いている』って点で強いインパクトを持ってんだよね。そこが実写とは、違うとこ。」
(第14話より)
別に俺は作画マニアではないが、これこそ40近くになっても未だにアニメを見続けてる理由の一つだなって。
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コメント

1. 無題

あのパースがついた吹き出しは発明だね。

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40代鬱病フリーの翻訳家が、ゲームを作る妄想をしたり弱音を吐いたりします。

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