「先日は失礼しました」
「うむ、大いに反省しろ」
「そこで今日は改めてガールズトークの何たるかを考えたいと思います」
「まだやるのか」
「だってー、アタシらも年頃のガールズじゃん? だったらトークの一つくらい、たしなんでおかないと」
「めんどくさい……」
「アタシとしてはー、やっぱり砂糖とスパイスと……」
「それがパンツの色なのか」
「やー、なんかそれっぽいじゃん?」
「どこがだ。あのねぇ、アンタは難しく考えすぎ。ガールズがトークしてればいいって言ったのはアンタでしょ? それでいいの」
「ホントにそれだけでいいの?」
「いいのいいの」
「じゃあ今アタシたちがしてるのがガールズトーク?」
「トークトーク」
「そうか、ガールズトークはこんなにも近くにあったんだ……!」
(ガラスの割れるSE)
「さようなら、ガールズトークという言葉に踊らされていたアタシ、そしてこんにちは、本当のガールズトーク!」
「んな大げさなモンかい」